2015年08月31日
南北両軍、警戒態勢を平時レベルに引き下げ

北朝鮮が非武装地帯(DMZ)で木箱地雷(木製の箱型対人地雷)を爆発させたり、韓国側の施設への砲撃を行ったりした一連の挑発の後、互いに警戒態勢を強化していた韓国と北朝鮮の両軍が、平時の態勢に引き下げていたことが分かった。
韓国軍の関係者は30日「北朝鮮が今月20日に最前線で砲撃を行って以降、全軍に下していた最高警戒態勢が最近解除された。現在、平時レベルの態勢を維持している」と発表した。対北情報監視体制「ウォッチコン」も第2段階から第3段階に引き下げられたことが分かった。
このような韓国軍の警戒体制の緩和は、北朝鮮軍の動向を受けたものだ。北朝鮮軍は今月25日、南北高官級協議での合意を受け、前方部隊に下していた準戦時体制を解除したが、韓米合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン(UFG)」に対応し、前方部隊を中心に、平時よりもハイレベルな警戒態勢を維持していた。
だが、韓国軍関係者は「28日にUFGが終わったことで、北朝鮮軍は前方部隊に下していた特別警戒勤務令を解除した。現在のところ、北朝鮮軍の前方部隊やミサイル基地などで特別な動向は捉えられていない」と話した。
2015年08月28日
「フィギュア・クイーン」キム・ヨナ、2016冬季ユースオリンピック広報大使任命

「フィギュア・クイーン」キム・ヨナ(25)が2016年リレハンメル冬季ユースオリンピック広報大使を務める。
国際オリンピック委員会(IOC)は27日(以下韓国時刻)、「クイーン・ヨナ再び冬季ユースオリンピックを治める」としてキム・ヨナの冬季ユースオリンピック広報大使任命の便りを伝えた。
続けてキム・ヨナが開催地であるノルウェー・リレハンメルを訪問し、その地域の幼い選手たちをはじめとしてノルウェー・フィギュアスケート国家代表選手たちと共にスケート・ワークショップも開くと知らせた。
また、28日午後4時30分からは「Periscope(ペリスコープ)」というソーシャルメディアを通じて世界各地のファンとライブ・チャットも行う予定だと付け加え、期待を集めている。
キム・ヨナはIOCを通じて「ユースオリンピックを応援することになり光栄」とし、「2012年インスブルック広報大使を務めて幼い選手たちの笑顔とファンの歓迎を見た。再びユースオリンピックを広報することになり嬉しい」と所感を明らかにした。
キム・ヨナは2012年インスブルック冬季ユースオリンピックで広報大使を務めたことがある。
ー中央日報(2015.08.28)
2015年08月27日
JYJパク・ユチョン、きょう入所.…「2年間、しばしお別れ」

グループJYJのパク・ユチョンが27日入所する。
パク・ユチョンは同日入所して5週間の軍事訓練を受けた後、公益勤務としておよそ2年間、軍代替服務に就く予定だ。
パク・ユチョンは所属事務所であるC-JeS(シージェス)エンターテインメントを通じて静かに入所したいという意思を明らかにしているため、特にイベントもなく非公開で入所する予定だ。
パク・ユチョンは入所前日の26日、自身のSNSを通じて「心から申し訳ないと思うことが多かったです。ただただ、ありがとう。いくら寝ようと目を閉じても今日は心の目は閉じることができないようです。ありがとうございます、とっても」というコメントを残した。
入所に先立ち、パク・ユチョンは25日、ソウル松坡区蚕室洞(ソンパグ・チャムシルドン)の蚕室総合運動場で「2015 JYJ MEMBERSHIP WEEK」ファンミーティングを行い、韓国と日本のファンに入所前の最後の姿を見せた。
一方、パク・ユチョンはことし3月に入隊したキム・ジェジュンに続き、JYJメンバーで2番目に軍服務に就くことになった。
- 中央日報(2015.08.27)
2015年08月26日
在日同胞大学生ワークショップ 参加者大募集!!


繋がろう!~考えをもって熱くなれ!~
【在日同胞 大学生ワークショップ】
韓半島にルーツを持ち、大学または専門学校に在学する18歳~30歳までの学生の皆さま!!
団員ご家族様ならどなたでも参加OK!
全国の在日同胞の仲間たちと素敵な思い出を作ってください☆
※一部内容変更あり
①交通費補助(集合場所までの飛行機、夜行バス、新幹線代金)
上限15,000円→上限30,000円
②企画変更
BBQ→東京ディズニーシ―
募集期限延長!!
9/3(木)まで
申請書は民団中央本部HPにてダウンロード → www.mindan.org
または民団和歌山県本部に置いています♫
2015年08月26日
台風15号、東海に北上…夜まで強風=韓国

台風15号が25日、済州道西帰浦(チェジュド・ソギポ)の東側の海上を経て東海(トンへ、日本名・日本海)に北上しながら釜山(プサン)や慶南(キョンナム)などに強い雨と風をもたらした。同日午前、釜山市釜山鎮区(プサンジング)のあるアパート団地で強風のため倒れた木が車両3台を襲った。
韓国気象庁は台風が鬱陵島(ウルルンド)の東側の海上を通過する26日午後遅くまで慶尚南・北道や江原道嶺東(カンウォンド・ヨンドン)などに強い風をもたらすとみて施設管理や事故に留意するよう呼びかけた。26日は全国的にほぼ曇りで、江原道など一部地方では深夜まで雨が降るものとみられる。27日は全国が台風の影響から抜け出すだろうと気象庁は予想している。
- 中央日報(2015.08.26)
2015年08月18日
鄭夢準FIFA名誉副会長、パリで次期FIFA会長選挙への出馬を宣言

「世界サッカー大統領」に挑戦状を出した鄭夢準(チョン・モンジュン)国際サッカー連盟(FIFA)名誉副会長(64)の出馬表明は簡潔で悲壮だった。「透明性」と「責任性」を2大キーワードとし旧態と不正で汚されたFIFAを洗い流すと宣言した。長期政権の副作用の可能性を元から断つため、ただ1回、4年の任期にすべての改革を終えるという青写真も明らかにした。
鄭名誉副会長は17日、パリ市内のホテルで記者会見を行い、次期FIFA会長選挙への出馬を宣言した。出馬宣言文で鄭名誉副会長は「次期FIFA会長は現在の深刻な危機を克服し組織を改革できる人物でなければならない」と述べた。鄭名誉副会長は2011年に欧州のあるスポーツ専門紙が「ブラッターFIFA会長に対しどう考えるのか」というテーマで実施したアンケート調査で回答者の95%が「サッカーをだめにする人物」と言及した事例を提示し、「FIFA会長がサッカーファンに揶揄の対象になってしまった現実に胸が痛い」と付け加えた。
鄭名誉副会長は「1904年にここパリでFIFAが初めて出発してから111年にわたり執権してきた8人の会長は事実上全員が欧州出身だった。いまや時代は変わった。FIFAも変わった現実を反映しなければならない。継続性に劣らず変化が重要だ」と非欧州系会長誕生の必要性を強調した。
ジェフ・ブラッター会長(79、スイス)の密室行政に対する批判も鋭くなった。「20年前に初めてFIFAで仕事を始めた時から私は透明性と責任性を促してきた」と強調した彼は、「水面下で、少数によって行われるワールドカップマーケティングと中継権交渉方式は再検討されなければならない。財政委員会、メディア委員会、執行委員会など各分野の専門機関が決定過程に参加して指針も下さなければならない」と話した。鄭名誉副会長は「今回の選挙の核心はブラッター会長が40年間に構築した腐敗体制を今後も継続するかどうかだ。私がFIFA会長になれば4年の任期1回だけ引き受けるだろう。4年以内にFIFAをがらりと変える」と誓った。
鄭名誉副会長はFIFA改革のための8大公約をともに提示した。▽会長と執行委員会、司法機関間の牽制と均衡強化▽FIFA総会の討論機能強化▽会長任期制限▽財政透明性向上▽会長の給与とボーナス、諸費用の公開▽各国サッカー協会財政支援プログラムの合理的運営▽FIFA各種機関内の女性の代表性向上▽女子ワールドカップの位置付け強化だ。
この日鄭名誉副会長は記者会見で競争者であるミシェル・プラティニ欧州サッカー連盟(UEFA)会長(60、フランス)にも矛先を向けた。鄭名誉副会長は「ブラッターとプラティニは父と息子の関係だ。プラティニがどうしてブラッターを敵だと話すのかわからない。プラティニはまだ若い。今回の選挙の候補に出ない方が良い」と話した。
次期FIFA会長選挙は来年2月26日スイス・チューリッヒのFIFA本部で開かれ、209の加盟国が1票ずつ行使する。
ー 中央日報(2015.08.18)
2015年08月17日
韓国の単身世帯、500万世帯突破目前

韓国の単身世帯数が、今年初めて500万世帯を突破する見通しだ。
現代経済研究院のキム・グァンソク先任研究員は16日に発表した報告書で、韓国の単身世帯数が今年506万世帯を記録するとの予測を示した。
単身世帯が全世帯に占める割合は2000年に15.6%(226万世帯)を記録した後、急速に上昇し、今年は26.5%に達すると見込まれる。このままいけば、20年後の2035年には34.3%(763万世帯)と、3世帯に1世帯が単身世帯になる見通しだ。
単身世帯を年齢別に見ると、60代以上が34.0%で最多を占め、次いで20代が16.9%、30代が17.3%、40代が14.5%などと続く。また、女性の単身世帯の割合は10年の66.1%から昨年には69.0%に上昇した一方、男性の単身世帯は同期間に33.9%から31.0%に低下した。女性の初婚年齢が上昇し、20代・30代の女性の一人暮らしが増えたためと分析される。
ー 朝鮮日報(2015.08.18)
2015年08月15日
<光復節演説>朴大統領「日本、慰安婦問題を早期に解決するべき」

朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、「日本政府は歴代内閣の歴史認識を継承すると公言したことを一貫して誠意をもって行動で支え、隣国と国際社会の信頼を得なければいけない」と明らかにした。
朴大統領はこの日、世宗(セジョン)文化会館で開催された光復(解放)70周年記念式典で演説し、「昨日の安倍晋三首相の戦後70周年談話は、我々としては残念な部分も少なくないのが事実」とし「日本の侵略と植民地支配がアジア諸国の国民に多大な損害と苦痛を与えた点と、慰安婦被害者に苦痛を与えたことに対し、謝罪と反省を根幹とした歴代内閣の立場が、今後も揺るがないことを国際社会に明確に示した点に注目する」と述べた。
特に朴大統領は「日本政府が日本軍慰安婦被害者問題を早期に適切に解決することを望む」と強調した。
朴大統領は「我々は約6万人の韓国離散家族名簿を北側に一括で伝達する」とし、年内の離散家族名簿の相互交換を促した。続いて「過去70年間、涙と苦痛の歳月を送っている離散家族の思いを晴らすことにも、北は誠意ある姿勢で臨むべき」とし「親がいない子はいないように、北の指導者も離散の悲しみを解決するという前向きな姿勢で問題に取り組んでいくことを願う」と強調した。さらに「北もこれに参加し、南北離散家族の名簿交換が年内に実現することを望む」とし「南北離散家族が金剛山(クムガンサン)面会所を利用し、いつでも再会の場を持てるよう北の協力を求める」と述べた。
北朝鮮の非武装地帯(DMZ)地雷挑発に関しては、「停戦協定と南北間不可侵合意を正面から違反し、光復70周年を称える民族の念願を踏みにじった」と批判した。朴大統領は「北は我々が繰り返す対話の提案に応じず、平和を破壊し、南北間の統合に逆行している」とし「核開発を続け、サイバー攻撃を敢行し、我々と国際社会の安保を脅かしている」と指摘した。
その一方で「もし北が対話と協力の道に出てくるなら、民生の向上と経済発展の機会をつかむことができるだろう」とし、分断史上初めて対話による平和統一をうたった1972年7・4南北共同声明に言及した。続いて「今でも北には機会が与えられている」とし「北は民族分断の苦痛を深める挑発と核開発を直ちに中断し、軍事的緊張緩和と信頼構築の道に出てこなければいけない」と述べた。
ー中央日報(2015.08.15)
2015年08月15日
わかやま民団草野球チーム創団

在外同胞財団の後援事業のわかやま民団草野球チームが2015年8月15日の創団式(結団式)を始め、本格的な活動を始めるようになりました。7月26日は初練習もありましたが、これから和歌山日曜野球連盟の大会も参加し、11月14日(土)-15日(日)は母国の草野球チームの農魚村公社ウェルチョンズ野球団と招待して交流戦も行う予定です。そして、2013年から毎年3回ずつ開催している紀州レンジャーズ韓日親善野球教室も民団野球団との共同事業になりました。
2015年08月15日
第70周年光復節記念式および民団草野球団創団式

2015年8月15日(日)11:00~ 民団和歌山県本部3階にて第70周年光復節記念式を開催しました。
第一部では、朴槿恵大統領の光復節祝辞を駐大阪大韓民国総領事館 趙在喆副総領事が代読されました。
第二部では、わかやま民団草野球チームの創団式(結団式)が行われました。