2016年05月31日

【社説】日本よりも低い低出産克服の意志=韓国


韓国と日本は低出産・高齢化という共通の病気を患っている。日本が韓国よりも10年ほど先んじて韓国が後を追いかけている局面だ。両国が低出産のどん底に陥った理由は何か。中央日報と日本経済新聞の共同世論調査からその理由があらわれた。低出産の理由は似ていながらも若干の違いが生じる。韓国は仕事と家庭の両立支援の不備、雇用・経済不安、晩婚・非婚を指定した。日本は晩婚・非婚、雇用・経済不安、将来不安、仕事と家庭の両立支援の不備に順に選んだ。

心配なのは結婚観だ。韓国20~40代の55.6%、日本は50.9%が「結婚してもいいし、しなくてもいい」と答えた。さらに韓国は5.5%、日本は2.2%が「結婚しないのがいい」で答えた。両国いずれも10人中5~6人が結婚に対して否定的な態度をとっている。

日本よりも韓国の状況が良くない。女性の72%(日本は62%)が結婚に否定的だ。結婚にさらに負担を感じて育児を苦しいとみている若者が多い。こうしたものが積み重なって昨年の合計出産率(女性1人が一生に産む子供の数)にあらわれたのだろう。韓国は1.24人に終わったが日本は21年ぶりの最高値である1.46人に上がった。

こうした現象は、両国の社会の指導層の危機意識の差によるものだ。日本は安倍晋三首相が出て「1億人の維持」を叫ぶ。まるで「人口戦争の司令官」のようだ。安倍首相は「1億総活躍相」という大臣職を新設すると、最近では1億人活躍の細部プランまで提示した。首相室の傘下に常設事務局を置いて大臣を補佐する。韓国は言葉では「低出産の危機」を叫んでいるが、なぜかむなしい。骨の髄まで危機意識を共有できずにいる。今年、第3次低出産対策の施行に入ったが誰1人まともに取り組めていない。実行はのろくて散漫だ。朴槿恵(パク・クネ)大統領の政策の優先リストに低出産問題が見られない。

政府がためらっているのなら国会でも乗り出さなければならない。ちょうど第20代国会が開会した。ほかの何よりも低出産特別委を優先的に作って政府を牽引しなければならない。

-中央日報(2016.05.31)
  


Posted by wamindan at 09:38Comments(0)ニュース

2016年05月30日

韓国の参鶏湯、中国に初輸出…10年にわたる挑戦が来月結実


韓国産の参鶏湯(サムゲタン)が初めて中国に輸出される。農林畜産食品部と食品医薬品安全処は29日、参鶏湯輸出に向け韓国と中国政府間の検疫・衛生後続手続きを終えたと明らかにした。業者別に踏んでいる通関手続きが終わる6月には参鶏湯の輸出が可能だ。

韓国産参鶏湯の中国向け輸出は10年間にわたり挑戦した結果だ。韓国の畜産業界が参鶏湯輸出を初めて打診したのは2006年だ。だが中国政府の高い検疫障壁と韓国での鳥インフルエンザ発生で輸出の道は常に閉ざされていた。昨年10月の韓中首脳会談を契機に両国政府が輸出検疫・衛生条件に合意し参鶏湯輸出が急流に乗った。3月に韓国で鳥インフルエンザが発生し一時危機に陥ったが、後続手続きはすぐ再開された。食品規格合意、輸出業者登録、通関適用規格確認のような検疫・衛生後続手続きは26日に終えられた。

農林畜産食品部は今年中国に参鶏湯300万ドル相当を輸出できると予想している。韓流の影響で中国人の間で参鶏湯の認知度は高まっている。中国中脉グループの社員8000人が6日と10日にソウルの漢江(ハンガン)で「参鶏湯パーティー」を楽しんだりもした。

-中央日報(2016.05.30)
  


Posted by wamindan at 09:48Comments(0)ニュース

2016年05月27日

サムスン電子、米国で昨年特許5072件


サムスン電子が昨年、米特許商標庁(USPTO)に登録した特許が5072件に達することが分かった。企業別で米IBMに次ぐ2位だった。サムスンは米アップルに続き、中国の華為技術(ファーウェイ)とも特許紛争を抱えており、技術競争力を高めるため、特許確保に動いている格好だ。

 サムスン電子によると、昨年末までに韓国、米国、欧州で登録した同社の特許は累計で11万145件となった。うち米国が3万8809件と最多で、韓国(3万741件)、欧州(1万564件)、中国(1万30件)の順となっている。同社の安昇晧(アン・スンホ)副社長は「米国の裁判所で訴訟を行う際には、米国の特許を活用する必要があるため、韓国よりも米国に多くの特許を登録している」と説明した。

 サムスンは技術特許だけでなく、スマートフォン、テレビなどに採用したデザインを保護するためのデザイン特許の取得にも力を入れている。昨年は米国だけで1342件のデザイン特許を取得した。

―朝鮮日報(2016.05.27)
  


Posted by wamindan at 09:31Comments(0)ニュース

2016年05月26日

潘基文国連事務総長、次期韓国大統領選挙に出馬示唆


潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は25日、済州(チェジュ)ロッテホテルで開かれた中堅ジャーナリストの集まりである「寛勲(クァンフン)クラブ」役員陣との懇談会で、「これまでは国連パスポートを持っていたが(任期が終わる)来年1月1日になれば韓国人になる」とし「その時、韓国の市民としていかなる仕事をするべきか熟考し決心するだろう」と述べた。

済州フォーラム参加のためにこの日午後に韓国入りした潘氏は、大統領選挙への出馬の可能性を尋ねられると「大統領をするという考えはしたことがない。だが、自生的にこのような話が出てくるということは、私が人生を無駄に生きてはおらず、努力したことに対する評価があるという考えに、誇らしく、またありがたく思う」と答えた。ただし、潘氏は「朴槿恵(パク・クネ)大統領が何がしかの言質を与えたというのはあり得ないこと」としながら「そんなことは決してない」と強調した。潘氏の任期はことし末で終了する。

特に、潘氏は「大統領として出馬するには高齢(72歳)だという指摘がある」と言われると、「1948年李承晩(イ・スンマン)大統領の時と今と比較すると、自然寿命が15~20年の違いが生じる。米国大統領候補も70歳、76歳」とし「韓国のような先進社会では体力のようなものは特に問題にならない」と述べた。

潘氏のこのような発言に関連し、国民の党の朴智元(パク・ジウォン)院内代表は「外交官が使う言葉としてはこれより強く大統領選挙に出馬するという言葉がどこにあるというのか」と述べた。また、潘氏の大統領選挙の競争力については「それは今話す立場ではない。今後をよく見よ」と述べた。

潘氏はこの日、韓国社会の問題点を指摘している中で、「南北に分断されたことも大きな問題だが、内部で散り散りに分裂している姿が海外で報じられるのを見ながらやや恥ずかしく感じる時が多い」とし「誰かが大統合を宣言して国家統合のために自分自身とすべてを捨てる意気込みで、率先しても範を示すような指導者が出てこなければならない」と強調した。

また、訪朝意思を聞かれると「高官間で対話チャネルを開いている」とし「南北間の対話チャネルを維持してきたのは私が唯一ではないか考える。機会があれば継続して努力していきたい」と述べた。

-中央日報(2016.05.26)
  


Posted by wamindan at 09:59Comments(0)ニュース

2016年05月24日

外国観光客が昨年韓国で使った費用は平均200万ウォン


昨年訪韓した外国人観光客の滞在期間は伸び、支出も増えたことが分かった。韓国文化体育観光部が23日に発表した「2015外来観光客実態調査」によると、昨年韓国を訪れた外国人観光客の平均滞在期間は6.6日で前年より0.5日伸びた。

支出経費も増加した。外国人観光客1人が韓国で使った費用は平均1712.5ドル(約202万ウォン、約18万7000円)で1年前に比べて107ドル増えたことが分かった。一日の平均支出経費も328ドルで前年(315ドル)より3.9%増えた。団体旅行客(1908ドル)が個別旅行客(1673ドル)に比べて多くのお金を使い、エアテル(航空券+ホテル)旅行客は平均1286ドルを使ったことが調査で分かった。

昨年、外国人観光客のうち53.9%は韓国を訪れた回数が1回で、2回16.3%、3回7.9%、4回以上が21.9%だった。2回以上韓国を訪れた外来観光客比率(再訪問率)は46.1%でかなり高かった。調査対象国16カ国のうち日本人観光客の再訪問率(78.7%)が最も高く、シンガポール(60.6%)・香港(59.0%)・ロシア(57.7%)がこの後に続いた。外国人観光客の大部分は韓国を旅行先に選んだ理由としてショッピング(67.8%)を挙げた。

-中央日報(2016.05.24)
  


Posted by wamindan at 10:09Comments(0)ニュース

2016年05月23日

ことしはたったの3人…世界的「ワイン考試」合格した初めての韓国人


「マスターソムリエ」。ワインの最高専門家で世界に233人しかいない。最近、韓国人として初めてこの資格を取得した人がいる。米国ニューヨークのミシュラン2つ星レストラン「モダン」のソムリエ、キム・ギョンムンさん(33)だ。キムさんは今月16~17日、米国コロラド州アスペンで開かれた「2016コート・オブ・マスターソムリエ(court of master sommeliers)」の実技テストを通過してマスターソムリエ(以下、MS)のバッジをつけた。

MSは英国ワイン&酒類連合会とホテル・レストラン連合会などがワイン専門家の養成を目的に1969年に導入した資格制度だ。英国と米国(86年から)で年1回の理論および実技試験が行われるがごく少数しか合格しない。ことしもパスしたのは3人だけだった。これに先立ち、韓国系米国人であるユン・ハさんがMSを取得したことがある。

キムさんは21日の電話インタビューで「ソムリエなら誰でも憧れる光栄な資格だがまだ実感が沸かない」と話した。MS試験は広範囲にわたる世界ワイン産地と数千種類余りのブドウの品種などの設問に正解しなければならないため「ワイン考試」とも呼ばれている。理論試験を通過しないと実技受験資格は与えられない。実技は25分間でワイン6種をそれぞれ当てる「ブラインド・テイスティング」と接客態度を評価する「サービス」部門で構成されている。

キムさんは「一日12時間働きながら空き時間を見つけてはワインの本と暗記カードの内容を頭に叩き込んでいった。理論試験を3度めの正直で通過した後、ことし初めて実技を受験した。現職ソムリエなので実技の方が比較的やさしいだろうと思ったが、それでも一発で通るとは思わなかった」と話した。

キムさんは2008年に韓国内メディアに紹介されたことがある。海軍作戦史司令部第9戦団に語学兵として服務しているときにソムリエ国家代表選抜大会のアマチュア部門に出場して1位を占めたのだ。米国名門料理学校CIA(カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ)在学中に兵役を終えようと海軍に入隊していた状態で、腕試しに出場した大会だった。

1983年慶尚南道晋州(キョンサンナムド・チンジュ)で生まれたキムさんは高校の時に英語の勉強のために米国留学をした。料理に関心が高く、進学先のCIAでワインに触れた。「ワインの無尽蔵な種類と味に魅力を感じて」勉強をしてソムリエの資格を取得した。

除隊後、CIAの同窓であるイム・ジョンシク・シェフの勧めで2009年ソウル清潭洞(チョンダムドン)の韓食レストラン「Jungsik」のオープンメンバーとして参加した。「Jungsik」は国内ファインダイニングレストランのうちで最も精巧なワインリストを備えていると評価されている。2年間ここで働いた後、米ネバタ州立大ホテル経営学科で学業を続けた。卒業するころ、「Jungsik」がニューヨーク店をオープンするというのでここに合流した後、ミシュラン2つ星の獲得にも貢献した。

キムさんは「韓国のワイン文化は発展し続けていて多くの人々がMSに憧れているという」とし「あきらめないで楽しみながら努力すれば必ず夢はかなう」と話した。また「いつか良いブドウ畑を手に入れて素敵なワインを作りたいという夢もある」とも話した。

-中央日報(2016.05.23)
  


Posted by wamindan at 09:50Comments(0)ニュース

2016年05月19日

<バレーボール>4試合82得点の金軟景…「サッカーならメッシ以上」


2014年女子バレーボール・グランプリのドイツ-韓国戦が開かれた京畿道(キョンギド)華城(ファソン)体育館。1-3で負けたドイツのジョバンニ・グイデッティ監督(オランダ)は25点をあげた韓国10番選手を示して「サッカーならメッシ以上だ」という言葉を残した。グイデッティ監督は2年ぶりとなる今月14日、リオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)世界予選でオランダを率いて再び韓国に0-3で負けた。グイデッティ監督は「この選手は本当に特別だ(something special)」として称賛の度合いを高めた。「バレーボール女帝」金軟景(キム・ヨンギョン、28、フェネルバチェ)に対する賛辞だった。

金軟景は今大会予選4試合で82点を記録して得点2位を記録している。アタック成功率(45.18%)は5位だ。攻撃力だけではない。相手のスパイクをレシーブで返球する「ディグ」は1セットあたり1.71本で11位、レシーブ正確度は32本で8位だ。相手チームが金軟景に負担を与えようとサーブを集中させるが全く通じない。落ち着いてレシーブを返した後、力強くジャンプして強烈なスパイクを放つ。トルコリーグのフェネルバチェのライバルチームであるワクフバンクを率いるグイデッティ監督が「20年間でこのような選手を見たことがない」と話す理由がまさにここにある。

万能選手になったのは「低い身長」のためだ。金軟景は小学校4年生の時、6歳年上の姉キム・ヘギョンのあとについてバレーボールを始めた。当時、彼女の身長は142センチで他の選手よりも一指幅ほど低かった。中学校までチーム内で身長が一番低かった金軟景はアタッカーではなくセッターを担当していた。

運命が変わったのは高1の時だった。守備専門のリベロに転向しようとした金軟景は突然身長が171センチまで伸びてアタッカーに変身した。プロ入門後も身長は伸び続け、192センチまで高くなった。セッターとしてプレーして守備と基本技を身につけたおかげで、金軟景はパワーに加え精密さまで兼ね備えた大型選手へと育つことができた。

技量に劣らず精神力も強い。前向きな性格で、選手を率いるリーダーシップまで備えている。後輩級だった2012ロンドン五輪当時、先輩の失敗を指摘してファイトを叫んだのは有名なエピソードだ。主将を引き受けた今でもそれは変わらない。後輩が集中力を失えば厳しく叱り、自信を失っていれば明るく励ます。

そんな金軟景にも試練はあった。興国生命を3度頂点に導いた金軟景は2009年、レンタル形式で日本(JTマーヴェラス)に進出した。日本でも目覚ましい活躍を見せた金軟景に欧州チームのラブコールが相次いだのは当然のことだった。しかし、古巣チームの興国生命は日本でプレーした2年を自由契約選手の充足のための期間として含めることはできないと主張した。結局、国際バレーボール連盟(FIVB)まで介入する騒動に発展した後、2011年トルコのフェネルバチェに入団することができた。

金軟景は世界最高リーグであるトルコでも輝いている。所属チームを欧州チャンピオンズリーグの頂点に導きMVPを獲得した。世界最高水準である年俸100万ユーロ(推定約13億ウォン)を受け取っている。今季後FAとなる金軟景は次のシーズンもフェネルバチェに残る見通しだ。

選手としてあらゆる事を成し遂げてきた金軟景は今は五輪メダルを目指している。金軟景は2012年ロンドン五輪MVPに入ったが、当時、韓国は4位にとどまった。4年を待望していた韓国代表チームは、17日には開催国日本を3-1で下したことに続き18日カザフスタンを3-0で破った。3勝1敗(勝点9)で2位を記録し、8チームのうち4チームに与えられる五輪出場権を獲得する可能性が高くなった。

韓国は残ったペルー(21位、20日午後12時55分)、タイ(13位、21日午前10時10分)、ドミニカ共和国(7位、22日午前10時10分)との試合で2勝すればリオ行きを確定することができる。

-中央日報(2016.05.19)
  


Posted by wamindan at 12:01Comments(0)ニュース

2016年05月18日

韓国政府、ドローン・無人車開発に37億円


韓国未来創造科学部(省に相当)は17日、小型無人飛行機(ドローン)、無人自動車の開発に向けた研究開発組織「無人移動体事業団」を今月中にも設置し、3年間で400億ウォン(約37億円)を投じ、技術開発事業を推進すると発表した。

 無人移動体は外部環境を認識し、自ら状況を判断した上で移動するドローン、無人車、無人水上艇などを含む概念だ。米電子商取引大手のアマゾンが宅配にドローンを活用し、インターネット企業大手のグーグルが無人車の商用化を目前にしている。

 未来創造科学部関係者は「これまで研究開発投資を行ったにもかかわらず、国産の無人移動体は価格や性能の面で先進国だけでなく、中国にも遅れている状況だ。ドローン、無人車、無人水上艇などでそれぞれ開発主体が異なり、開発費用がかさみ、発展ペースが遅かった」と説明した。そうした問題を解決するため、専門事業団を発足させ、関連研究を統括するのが狙いだ。

―朝鮮日報(2016.05.18)
  


Posted by wamindan at 09:57Comments(0)ニュース

2016年05月17日

作家・韓江氏が「世界3大文学賞」ブッカー国際賞受賞=韓国人初


小説家の韓江(ハン・ガン、45)=写真=が韓国人としては初めて、世界で最も権威のあるブッカー国際賞(The Man Booker International Prize)を受賞した。ブッカー国際賞選定委員会は16日(現地時間)夜、英ロンドンのビクトリア・アンド・アルバート博物館で開かれた公式晩さん会兼授賞式で、韓江の英訳された小説「菜食主義者」を2016年ブッカー国際賞受賞作として発表した。この本を翻訳して海外に初めて紹介した英国人翻訳家デボラ・スミス(29)も共同受賞者として名前が読み上げられた。

 「菜食主義者」は、肉食にまつわるトラウマ(心的外傷)のため拒食症になった女性が、木の枝のようにやせていく過程を細かく描写した小説だ。英語版が昨年出て以来、英国や米国のメディアで「感覚的かつ挑発的で激しい」と称賛された。

-朝鮮日報(2016.05.17)
  


Posted by wamindan at 09:29Comments(0)ニュース

2016年05月16日

映画『哭声』、観客動員200万突破…5月公開の歴代韓国映画で最短


映画『哭声』が公式公開4日で観客動員200万人を突破した。

映画館入場券統合電算網によると、『哭声』は15日午後2時現在で200万の観客を動員した。観客動員100万人突破からわずか一日のことで、公式公開4日目、前夜公開5日目の記録となる。

これは公開10日目で200万人を突破して5月公開の韓国映画で最高の興行速度を記録したポン・ジュノ監督の映画『母なる証明』(301万3523人)と比べても5日はやい。また、1000万観客を突破した『国際市場で逢いましょう』(1425万7115人)、『王になった男』(1231万9542人)が公開8日目、『7番房の奇跡』(1281万1206人)、『弁護人』(1137万4610人)が公開6日目、最近公開された映画『インサイダーズ/内部者たち』(706万9848人)が公開7日目でそれぞれ200万突破を達成したが、それよりを上回るはやさだ。

ここにナ・ホンジン監督による『チェイサー』(507万1619人)の公開14日目200万突破を塗り替える興行の勢いを見せていることはもちろん、『哀しき獣』最終観客数である216万7426人を超えることが予想される。

『哭声』は外部の人が現れてから始まった謎の事件と奇異なうわさの中で奇妙に絡まる人々を描いた映画だ。強烈なビジュアルと生き生きとしたキャラクター、俳優の神がかったような熱演が緊張感を生み、観客の好評を得ている。

200万観客の突破に合わせて、ナ・ホンジン監督とクァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、チョン・ウヒなどが舞台挨拶の途中に観客と認証ショットを撮影するなど喜びを分かち合った。 .

-中央日報(2016.05.16)
  


Posted by wamindan at 16:12Comments(0)ニュース