2016年12月27日

韓国ロボット「メソッド」、日本の「クラタス」との対決は可能?


韓国未来技術が今月22日、韓国の取材陣にロボット「METHOD(メソッド)-2」を公開したことをうけ、日本の搭乗型ロボット「KURATAS(クラタス)」との対決の可能性に関心が集まっている。

韓国未来技術が公開したロボット「METHOD-2」は、映画『アバター』のように、搭乗した人が手足の動きを調整することができる。人間が搭乗して手足を動かすとロボットがその動きをそのまままねして動く仕組みだ。

日本が2012年に公開した搭乗型ロボット「クラタス」は脚部につけられた車輪で移動が可能だ。コックピットに人が乗り、ここでロボットの手の動きを操縦することができる。クラタスは米国の搭乗型ロボット「MegaBots(メガボッツ)」とロボット格闘技を進めている。2014年に開発されたメガボッツは脚部に付けられた車輪で移動することができる。

ー中央日報(2016.12.27)
  


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2016年12月26日

【社説】あまりに速いウォン下落、危機管理の隙をなくさなくては


ウォンの下落傾向が尋常でない。先週末1ドル=1203ウォンまで落ち心理的阻止線の1200ウォンが崩壊した。3月から9カ月来の最安値だ。下落速度もやはり尋常でない。14日から8取引日で36ウォン下がった。トランプ氏当選と米国の金利引き上げにともなうドル高の余波だ。

幸いウォン下落の影響はまだ限定的だ。11月に証券・債券市場から3兆ウォン近くが流出した外国人投資資金は米国の金利引き上げ後にむしろ純増に転じた。李柱烈(イ・ジュヨル)韓国銀行総裁も今月基準金利を据え置き、「豊富な外為流動性と外貨準備高などで対外健全性は良好で、ただちに急激な資本流出を懸念する状況ではない」と診断した。

だが油断は禁物だ。為替相場は小規模開放経済である韓国経済の体力を象徴する。1997年の通貨危機と2008年の金融危機ともに外為市場を通じて影響が増幅された。しかもドル高はまだ始まったばかりだ。米国の基準金利は来年多くて3回まで引き上げられる見通しだ。トランプ氏当選後に自国優先主義と保護貿易の動きもますます強まっている。これはウォン下落圧力につながる可能性が大きい。内外の証券会社は来年第10~12月期に1ドル=1300ウォンまでウォン安が進むとみている。債券金利はすでに臨界点に近づいている。今月に入り米国の10年物と5年物の国債金利は韓国より高くなった。市場では米国がもう1度だけ金利を上げても外国人資金流出が広がりかねないと懸念する。

隙のない危機管理がいつになく切実だ。生産・消費・投資がすべて冷え込む中、弾劾で国のリーダーシップにも空白ができた。ウォン相場や原油価格のような変数にしっかり対応できなければ悪影響が大きくなり経済全体の安定性が揺らぎかねない。最近スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とフィッチ・レーティングスのような国際格付け会社は「韓国の格付けを調整する計画はない」としながらも、「政治的不確実性は経済に否定的」と指摘した。その不確実性を最小化する責任は政府と与野党政界のすべてにある。

ー中央日報(2016.12.26)
  


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2016年12月26日

2017新年会のご案内

日時:2017年1月7日(土) 18:00~
受付:17:30~
場所:ダイワロイネットホテル4階
   (プレジール/駐車場有り)
参加費:5,000円



  


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2016年12月22日

中国人が選んだ2017年期待の韓流スターは?


2017年丁酉(ひのととり)の年を盛り上げてくれる韓流スターとして、俳優キム・スヒョン、ソン・ジュンギ、女優チョン・ジヒョン、グループBIGBANG、EXOらが選ばれた。韓国消費者フォーラムは今月2~8日、中国人民日報と共同で「2017年に活動が最も期待される韓流スター10人」についてのアンケート調査を実施した結果、俳優キム・スヒョン、ソン・ジュンギ、女優チョン・ジヒョン、歌手キム・ヒチョル、ユナ、グループBIGBANG、EXO、Red Velvet、NCT DREAM、NCT127らが選ばれたと21日、明らかにした。

今回の調査は人民日報の電子版「人民網」を通じて中国ネットユーザー30万人余りを対象に実施された。特に、中国内の韓国ドラマの人気に後押しされてキム・スヒョン、ソン・ジュンギ、チョン・ジヒョンらが昨年に続き2年連続でランクインした。

韓国消費者フォーラム側は「最近、中国政府が下した『限韓令(韓流禁止令)』措置にもかかわらず、韓流スターに対する中国人の関心が引き続き高いという証拠」と説明した。

ー中央日報(2016.12.22)
  


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2016年12月20日

YouTube12億ビューのスター、パッセンジャーさん「韓国で会いましょう」


20人の前で歌っていた人が数万人の前で歌う気分はどんなものだろうか。16歳から英国とオーストラリアを回りながらバスキング(路上ライブ)を始め、2012年に『レット・ハー・ゴー(Let Her Go)』でYouTube(ユーチューブ)12億ビューを記録したシンガーソングライターのパッセンジャーさん(マイケル・ローゼンバーグ、32)が韓国を訪れる。先月、英国ブライトンから来年4月に米国アトランタまで、60カ都市を巡回するパッセンジャーツアーで、アジアでは初めてソウルを選んだ。来月7日、ブルースクエア・サムソンカードホールでコンサートを控えた彼と電話でインタビューした。

--初めてのアジアツアーだが。

「7日にソウルを皮切りに、台北・香港・シンガポールに立ち寄ってオーストラリアへ向かうスケジュールだ。アジア国家は行ったことがなくて非常に興奮している。特に韓国は是非一度は行ってみたかったが、ファンがいてよかった」

--特に韓国に期待することがあれば。

「ビビンパとサムギョプサルが好きだ。日程が短いが、是非本場で食べられる機会があればと思う」

2003年、5人組のバンドでデビューし、2007年からワンマン・フォークロック・バンドで活動しているパッセンジャーさんは浮き立った声で「韓国でもバスキングが合法なのか」と聞いた。北米・欧州ツアーでもサプライズ・バスキングを披露したので、今回も時間があれば冒険を楽しみたいという抱負を明かした。彼は「今はバスキングをすると、数千人が集まるほど状況が変わって簡単なことではないが、多くの人々と疎通できる大切な機会」と話した。

スーパースターとして成長したが、彼は従来の方式を守っている。2012年、英国インディーズ・レーベルの「クッキング・ヴァイナル」とともに発表したアルバム『オール・ザ・リトル・ライツ(All The Little Lights)』でiTunes(アイチューンズ)チャートの20カ国1位を記録した彼は9月、同じ方式で作業した7集アルバム『ヤング・アズ・ザ・モーニング・オールド・アズ・ザ・シー(Young As The Morning Old As The Sea)』も英国・オーストラリア・ニュージーランドでチャート1位を占めた。

「必ずしも大型レコード会社と契約を結んでマーケティングに莫大なお金を使う必要はないと思います。私たちはとても率直に話を交わし、音楽を愛するという共通点がありました。このようにインディーズ歌手の成功が続けば、若いミュージシャンにも良い前例になるでしょう」

今回のアルバムのテーマは「歳を取る」だ。タイトル曲『エニウェア(Anywhere)』の他にも、収録曲『サムバディズ・ラヴ(Somebody’s Love)』などが一様に人気を博している。彼は「歳を取るほど、人生についてより多く語ることになる、ロマンティックながらも詩的な感じが好き」と話した。

ー中央日報(2016.12.20)  


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2016年12月14日

T.O.Pが軍入隊目前のBIGBANG、5人が一緒の最後のアルバムリリース


やはりBIGBANGの“爆発力”は格別だった。13日午前0時、3rdアルバム『MADE FULL ALBUM』のダブルタイトル曲『FXXK IT』と『LAST DANCE』、そして収録曲『GIRLFRIEND』の3曲は公開と同時に相次いで音源チャートのトップ入りを果たした。1~3位に入ったことはもちろん、3曲が入れ替わるようにして1位を独占するBIGBANGパワーも見せた。

世界からの関心も一身に受けた。19カ国のiTunesチャートで首位を占めたほか、米国の音楽専門メディアFUSE TVは「5人のメンバーは疑いを差し挟む余地のない優れた業績を残し、特有の芸術性を証明した」と伝えた。

今回のアルバムは昨年4回にわたってリリースしたシングルアルバム『M』『A』『D』『E』の完成版で8年ぶりに披露する3rdアルバムだ。この日午後、ソウル合井洞(ハプチョンドン)のYGエンターテインメント社屋で会ったBIGBANGは大きなミッションを終えた喜びで上気していた。メンバーのD-LITE(ディライト、27)は「MADEワールドツアーを行いながらいろいろ気がかりなこともたくさんあり、多くの困難にもぶつかった。だが、時間内に『MADE』が完成してよかった」と話し、ほっとしている様子だった。V.I(ヴィアイ、26)は「5人が一緒に活動できる時間があまり残っていない。そのためいつも以上に大切な時間だった」と付け加えた。

今回のアルバム発売はT.O.P(トップ、29)が来年2月9日の機動警察入隊前の事実上最後の活動となる。そのためなのか、5人が一緒にいるところをできるだけ多く残そうとあらゆる努力が注ぎ込まれた。

ミディアムテンポのヒップホップ曲『FXXK IT』の場合、通常5つのセットでそれぞれ異なる姿を見せていたが、従来のミュージックビデオとは違い、最初から最後まですべての場面を一緒に撮影した。5人用の自転車に乗り、メンバーの名前が付けられた各商店(ジヨン社、テヤン実業、トップ粉食、テソン食堂、スンリ院)を行き来する姿は、まるでドラマ『応答せよ』シリーズに登場した一昔前の町を闊歩するいたずらっ子のようだった。SOL(ソル、28)は「どんなテーマで曲を書くべきか全然分からない、というストーリーがヒントになって完成した曲」とし「個人事業者だけでなく法人も多く使う名称なので、面白さを出すところで苦労した」とその裏話を披露した。

R&B曲の『LAST DANCE』は大人になろうとしている彼らの悩みがそのまま歌詞に現れていて目を引いている。G-DRAGON(28)は「今、僕たちが感じている気持ちをありのまま表現しようと思った。これといった努力はしなかったが、すらすら曲が出てきた」と説明した。「僕はこの歌を歌って君の元へ帰っていく/美しかった君とまた会えるなら/君とこの歌を聞いて最後にダンスを踊る」など、ファンへの思いを綴ったような歌詞でファンからの大きな反響を呼んでいる。

5人のメンバーは、今が永遠の最後ではない「一時的な別れ」であることを強調した。T.O.Pは「1~2週間前に入営通知書を受け取ったがまだ実感が沸かない」とし「できるだけ楽しく活動していこう思っている」と感想を明らかにした。T.O.Pは前日、ネイバーVアプリでも頭にネクタイを締めた“酔っぱらい部長”の扮装で番組を演出するなど、普段とは違った一面を披露した。最年少であるため軍除隊後に活動を決めることになるV.Iは「最大限5人が離れている時間を短縮させるために努力したい」とし「ソロやユニットなどさまざまな形態の活動を準備しているので、活動中のブランク期間と考えてくだされば」と今後について語った。

ことし映画や展示会など多方面で旺盛な活動を展開してきたBIGBANGは、来年1月7~8日ソウル高尺(コチョク)スカイドームでファイナルコンサートを開催することで10周年プロジェクトの活動を終える予定だ。

ー中央日報(2016.12.14)  


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2016年12月13日

30代の57%「子どもは階層を上れない」=韓国


自分の努力で「階層移動はしご」を上ることができると信じる韓国人は10人のうち2人にすぎないことが分かった。低成長が長期化する中、所得の差が広がり、「小川から龍が出る」という言葉が消え、いわゆる「格差固定論」が強まっている。

未来に対する悲観は特に30代で強く表れた。深刻化する結婚離れ、少子化と軌を一にする。統計庁が12日に出した「韓国の社会動向2016」の内容がこの時代の自画像だ。

分析結果によると、「生涯努力すれば個人の社会経済的地位が高まる可能性はどの程度と思うか」という質問に「非常に高い」「比較的高い」という前向きな回答は2015年を基準に21.8%にとどまった。1994年に60.1%だった「楽観論者」の比率は通貨危機直後の99年に21.7%まで急落した後、徐々に回復し、2009年には35.7%まで上がった。しかしその後はまた低下し、通貨危機水準に戻った。

一方、「非常に低い」「比較的低い」という悲観的な回答は94年の5.3%から昨年は62.2%まで上がった。20年前は階層上昇の可能性に楽観的な回答をした人が10人のうち6人だったとすれば、今は悲観論者が10人のうち6人になったということだ。

子どもの将来も明るくないという見方が増えた。「現在の本人の世代に比べて子どもの世代の社会経済的地位が高まる可能性はどの程度と思うか」という質問に対し、「比較的低い」「非常に低い」という回答が50.5%と半分以上だった。

年齢帯別には特に30代に悲観論が多かった。10人のうち7人(69.3%)は自分が努力してもより高い階層に上る可能性は低いと考えている。また、30代の10人に6人(57.1%)は子どもが自分より高い階層に入る可能性も否定的に見ている。10年前(30.2%)に比べ2倍ほど増えた。

研究を担当したキム・ヒサム光州科学技術院教授は「貧富の差があっても階層移動の可能性さえあれば不平等は努力の動機になるが、現在の状況は『格差社会』を越えて『格差固定』が現実化する危険を警告するものだ」とし「特に仕事に励み、結婚し、子どもを持つ年齢帯で悲観論が広がる状況は、我々の社会の『再生産』まで脅かす可能性がある」と述べた。

ー中央日報(2016.12.13)
  


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2016年12月12日

<WBC>日本も注目する韓国代表チームの問題


日本はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で何度も韓国と名勝負を繰り広げた相手だ。2009年に開催された第2回大会ではなんと5回も対戦した。その日本も韓国WBC代表が直面している問題が気になるようだ。韓国と日本が一度も対戦しないケースも考えられるからだ。

日本のデイリースポーツは11日、韓国代表のメンバー構成が難航しているということを詳細に報じた。見出しは「韓国代表監督の眠れない夜」。「主力選手に相次いで不祥事が発生し、選手選考も進まない」という内容だった。

同紙は「金寅植(キム・インシク)韓国代表監督が今回の大会を控えて頭を悩ませている。選手選抜が思うように進んでいない」とし、韓国代表選手に関する詳細な状況を伝えた。「最高の抑え投手の呉昇桓(オ・スンファン、セントルイス)は海外違法賭博をしたことが明るみに出て、代表入りに反発する気運が強まった。代わりの李庸燦(イ・ヨンチャン、斗山)もひじの手術で離脱した。左腕エースの金広鉉(キム・グァンヒョン、SK)も靱帯の故障でトミージョン手術をすることになった」と説明した。

続いて「遊撃手の姜正浩(カン・ジョンホ、ピッツバーグ)はソウルで飲酒運転をして物損事故を起こした。こちらも世論の動向しだいで、最終エントリーから外さねばならない雲行きだ」と伝えた。実際、金寅植監督は姜正浩と金広鉉までWBC代表合流が難しくなると、「ため息ばかり出る」と心情を表したりもした。

金監督は先月12日、13日に東京ドームを訪問し、日本代表-オランダ代表の親善試合を観戦した。同紙はそこで金監督に会ってインタビューした。金監督は「韓国は右投手が全体的に育っていない。今回の代表チーム構成は本当に頭が痛い」とし「野球は運が支配する競技とはいえ、運に任せて野球はできない。選手の絶対数が足りない」と吐露した。

金監督は日本野球界でも有名だ。WBCで韓国が日本を相手に何度か劇的な勝利をつかんだが、いつも金監督が指揮棒を握っていた。日本の首都で日本代表を破って優勝した2015プレミア12韓国代表も金監督が主導した。同紙も金監督のプロ監督経歴と国家代表経歴を詳細に紹介し、「金監督はリーダーシップとカリスマ性があり、短期の国際大会の戦い方を知っているため重用される」と評価した。

しかし今回は金監督が頭を抱えるほど悪材料が多い。同紙は「韓国にとって幸いなのは、1次リーグがホームのソウルで開催されることだ。スタンドが韓国の応援一色になるだろう」とし「韓国での1次ラウンドは、オランダ、台湾、イスラエルとの総当たりで上位2チームが2次ラウンドの東京ドームにやって来る。そこに韓国の名があるかどうか。キム監督の熟睡出来ない夜は、もう始まっている」と伝えた。

ー中央日報(2016.12.12)
  


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2016年12月08日

韓国人が最も好きな広告モデルは?


俳優ソン・ジュンギ(31)がことし韓国の消費者が最も好きな広告モデル1位に選ばれた。韓国放送広告振興公社(KOBACO)は7日、このような内容をまとめた「2016消費者形態調査」結果を発表した。ソン・ジュンギは16%という圧倒的な支持を獲得し、2位の歌手ソリョン(6%)や3位の元フィギュア選手キム・ヨナ(5%)と大きな差をつけた。最近2年連続1位だった女優チョン・ジヒョンはことしは6位(2.9%)、連続2位だった歌手スジは4位(4%)を記録した。5位は女優ソン・ヘギョ(3.3%)、7~10位はタレントのユ・ジェソク、俳優コン・ユ、俳優チャ・スンウォン、女優イ・ヨンエの順だ。

ことし最も記憶に残った広告でもソン・ジュンギが登場したビール「hite(ハイト)」(8.5%)と通信会社「KT」(3.5%)がそれぞれ1位と3位に選ばれた。2位はキム・ヨナが登場した「サムスン電子」の広告(5.1%)だ。ソリョンが登場した「コカコーラ(スプライト)」(3.3%)と「SKテレコム」(2.7%)の広告はそれぞれ4位と6位を占めた。5位は「オロナミンC」の広告(3.0%)だった。今回の消費者形態調査は全国13~64歳の消費者5000人を対象に、6~7月にかけて実施された。

ー中央日報(2016.12.08)
  


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2016年12月07日

サムスン、デザイン特許最終審でアップルに勝利


サムスン電子とアップルのデザイン特許最終審でサムスン電子が勝利した。AP通信など現地メディアは、米連邦最高裁判所は6日(現地時間)に行われた両社のデザイン特許上告審で最高裁裁判官8人全員一致でサムスン電子に軍配を上げた。

両社の特許紛争は大きく2件で進行していた。1次戦は2011年4月に始まったデザイン関連特許訴訟、いわゆる「丸い角」訴訟だ。2次戦はユーザーインターフェイス(UI)関連特許訴訟、「スライド式ロック解除」訴訟で2012年2月に始まった。

今回の最終審は1次訴訟だ。上告審の核心はサムスン電子がアップルのデザイン特許3件を侵害して命じられた賠償金3億9900万ドル(約430億円)が妥当かどうかを判断するものだった。

該当デザインの特許は黒い四角形に丸い角を規定した特許(D677)、液晶画面に枠をかぶせた特許(D087)、計算機のように格子形態にアプリケーションを配列した特許(D305)。サムスン電子は控訴審でアップルの該当特許3件を侵害したという判決を受け、3億9900万ドルの賠償金の支払いを命じられた。

この金額は2010年に発売されたスマートフォン「ギャラクシーS」の全体利益金に該当する規模で、サムスン電子は「過度に多く、受け入れることはできない」として上告審を提起した。連邦最高裁はサムスン電子の主張を支持し、事件を下級審に差し戻した。これを受け、下級審では賠償金の再算定作業をすることになる。

ー中央日報(2016.12.07)
  


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