2019年04月10日
韓国「3月就業者」2カ月連続20万人台↑…雇用率歴代最高値

韓国では今年3月、就業者が25万人増えて2カ月連続20万人台を記録した。雇用率(60.4%)は1983年に月間統計の作成を始めてから3月基準として最も高かった。
10日、韓国統計庁が発表した「3月雇用動向」によると、先月の就業者数は2680万5000人で昨年同期比25万人増加した。
年齢別では60歳以上で34万6000人、50代で11万1000人、20代で5万2000人増えたが、40代で16万8000人、30代で8万2000人減った。
産業別で見ると、保健業および社会福祉サービス業(17万2000人、8.6%)、専門・科学および技術サービス業(8万3000人、7.7%)、農林漁業(7万9000人、6.6%)などで増加した。
反面、製造業(-10万8000人、-2.4%)、事業施設管理・事業支援および賃貸サービス業(-4万2000人、-3.1%)、金融および保険業(-3万7000人、-4.5%)などでは減少した。
製造業の場合、昨年4月から12カ月連続で不振が続いている。半導体の不振などが減少を導いたとみられる。
15歳以上の雇用率は60.4%で1年前より0.2%ポイント上昇した。これは1983年月間統計作成以降、同月基準では最も高い水準だ。
失業者は119万7000人で1年前より6万人(-4.8%)減少した。昨年6月(-2万6000人)以降、増え続けていた失業者は9カ月ぶりに減った。
失業率は4.3%で1年前より0.2%ポイント下落した。青年層(15~29歳)の失業率は10.8%で0.8%ポイント低くなった。
―中央日報(2019.04.10)
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