在日本大韓民国民団和歌山県地方本部

「あらゆる機能を総合してもｉＰｈｏｎｅＸがＶ３０より２５０ドル（３２万ウォン）も高くなる理由はない。ｉＰｈｏｎｅＸは過大評価、Ｖ３０は過小評価されている」。

米フォーブスのＩＴ専門記者、ベン・シン氏は２週間、アップルの「ｉＰｈｏｎｅＸ」とＬＧエレクトロニクスの「Ｖ３０」を同時に使用した後、このような結論を出した。シン氏はフォーブスのオンライン版（２７日）に掲載された記事で「ｉＰｈｏｎｅＸの裏はカメラが飛び出していて、見た目が良くない。表のノッチ（切り欠き）デザインもスクリーンの一部を占め、アプリケーションを使用する時に邪魔になる。ｉＰｈｏｎｅＸは顔認識を利用するため、馬鹿みたいに頭を下げてフォンを見つめなければいけない。このようなことを一日に２５回も繰り返すことを考えてみよう」と書いた。

こうした主張は他の主要メディアにも見られる。フォンアレナ、ノウユアモバイルなど情報技術（ＩＴ）専門誌も「デザイン・カメラ・バッテリーなどの性能の面でＶ３０はｉＰｈｏｎｅＸよりも優れている」と評価した。

中央日報は２９日、こうした報道の真偽を検証するため最近発売されたｉＰｈｏｎｅＸ（アップル）とギャラクシーノート８（サムスン電子）、Ｖ３０（ＬＧエレクトロニクス）の具体的な性能を比較した。その結果、海外メディアの評価と大きな差はなかった。製品のイメージやブランドパワーを考慮せず機能だけを見る場合、ｉＰｈｏｎｅＸがギャラクシーノート８やＶ３０など韓国産フォンに及ばない部分も多かった。

まずｉＰｈｏｎｅＸは重さ１７４グラム、厚さ７．７ミリで、ギャラクシーノート８（重さ１９５グラム、厚さ８．６ミリ）より軽くて薄いが、Ｖ３０（重さ１５８グラム、厚さ７．３ミリ）に比べると重くて厚い。フォンの重さと厚さは使用者がスマートフォンを手に握った時の第一印象に大きく影響を与える要素だ。特にアップルはフォンの厚さを薄くするためにｉＰｈｏｎｅＸのヘッドセット端子をなくしたが、これを維持したＶ３０よりも厚く製作された。

バッテリー効率性もｉＰｈｏｎｅＸはＶ３０に及ばなかった。バッテリーを完全に充電したスマートフォンに平均バッテリー消耗量を適用した条件でテストした結果、ｉＰｈｏｎｅＸは８時間４１分、ギャラクシーノート８は７時間５０分、Ｖ３０は９時間３４分ほど使用できた。ｉＰｈｏｎｅＸはＶ３０に比べて５３分ほど短かった。バッテリーを完全に充電するのにかかる時間もｉＰｈｏｎｅＸは１８９分で、３つの製品のうち最も長かった。ギャラクシーノート８は１０２分、Ｖ３０は１０８分で、ギャラクシーノート８が最も速かった。

３つの製品すべてに適用されたデュアルカメラ性能も絞り値と画角の面でＶ３０がｉＰｈｏｎｅＸはもちろんギャラクシーノート８よりも優れていた。Ｖ３０の絞り値はＦ１．６で、ｉＰｈｏｎｅＸ（Ｆ１．８）、ギャラクシーノート８（Ｆ１．７）に比べて最も明るい。絞り値は数字が低いほど光が少ないところでも明るい写真を撮ることができる。画角もＶ３０は１２０度だが、ｉＰｈｏｎｅＸは７０度、ギャラクシーノート８は７７度だった。

音響技術に絶対的な影響を及ぼすデジタルアナログ変換器（ＤＡＣ＝Ｄｉｇｉｔａｌ　ｔｏ　Ａｎａｌｏｇ　Ｃｏｎｖｅｒｔｅｒ）もｉＰｈｏｎｅＸとギャラクシーノート８には半導体チップ１個のシングルＤＡＣが入っているが、Ｖ３０には４つのＤＡＣを１つのチップに実現したクアッドＤＡＣが搭載されている。クアッドＤＡＣはシングルＤＡＣに比べて大きさは４倍小さく、雑音は最大５０％削減できる。海外メディアで「カメラ・バッテリー・音響などでＶ３０がｉＰｈｏｎｅＸより優れていて価格も安い」という評価が出る理由だ。

ＩＴ専門家らもｉＰｈｏｎｅＸが機能の面で韓国製品より劣る点が多いと認めている。にもかかわらずｉＰｈｏｎｅの人気が高い理由にはスマートフォン企業が消費者に伝える「感性コード」が挙げられる。全科目で成績が良い生徒が必ずしも代表に選ばれるわけではないという論理だ。

ピーワイエイチのパク・ヨンフ代表は「国内スマートフォンメーカーは機能にこだわる一方、アップルは自社が開発した機能で変わる人間の可能性を重要視する」とし「一部の機能ではライバル製品より劣っていても、体と心に染みついたアップルの哲学がブランド価値を作り、その価値が消費者の心を動かしている」と強調した。

-中央日報(2017.11.30)  

軍入隊を控えた２ＡＭイム・スロンの新しいデジタルシングルアルバム『君の海』のレコーディング現場の様子が公開された。

２７日午後６時、イム・スロンは各種音源サイトを通じて公開された『君の海』のレコーディング現場とファンに向けたメッセージを公開し、入隊直前のプレゼントを残した。

イム・スロンはこの日、所属事務所ｓｉｄｕｓＨＱの動画チャネルを通じてレコーディング現場の様子だけでなく、「私が今回のデジタルシングル『君の海』を皆さんのもとに届けることになりました。寒い中、ぬくもりを感じることができる曲です。皆さん、元気にお過ごしですか。最後にお目にかかってから数カ月が経ったような感じですが、皆さんに本当に会いたいです。実はファンの方々のためにあれこれ準備をしたかったのですが、条件が整わず残念です。しかし今回の曲をプレゼントすることができて幸いです。一生懸命準備をしたので、たくさんの応援をお願いします」とファンへのメッセージも残した。

公開された新曲『君の海』は、静かな海に嵐が来て吹き荒れるような展開のサウンドと別れた恋人を懐かしむポエティックな歌詞で余韻を残しているだけでなく、イム・スロン特有の甘美な美声が加わった穏やかな響きを聞かせてくれる感性バラードだ。

-中央日報(2017.11.28)  

韓国映画『タクシー運転手　～約束は海を越えて～』（以下、『タクシー運転手』）が２５日に韓国で開かれた第３８回青龍映画賞で最優秀作品賞を受賞した。主演男優賞も『タクシー運転手』のソン・ガンホが受賞した。同作は音楽賞や韓国映画最多観客賞など全４部門で受賞の栄誉に輝いた。

主演女優賞は『アイ・キャン・スピーク』のナ・ムニが受賞した。男優助演賞は『犯罪都市』のチン・ソンギュが、助演女優賞は『ＴＨＥ　ＫＩＮＧ　ザ・キング』のキム・ソジンがそれぞれ受賞した。

監督賞は『アイ・キャン・スピーク』のキム・ヒョンソク監督、脚本賞は『南漢山城』のファン・ドンヒョク監督がそれぞれ受賞した。

-中央日報(2017.11.27)  

サムスン電子が今年４－６月期から四半期基準でインテルを抜いて「半導体１位」になったのに続き、年間基準でも１位となる見込みだ。２４年間にわたりインテルが独占してきたトップの地位が変わるということだ。

市場調査機関ＩＣインサイツが２０日に公開した市場予想報告書によると、今年のサムスン電子半導体部門の売上高は６５６億ドル（約７兆４０００億円）となり、業界トップになるという。インテルの年間売上高は６１０億ドルと予想された。

サムスン電子は今年４－６月期と７－８月期の売上高がインテルを上回った。ＩＣインサイツは「ＤＲＡＭとＮＡＮＤ型フラッシュメモリーの価格が大幅に上昇し、サムスン電子の売上高が増えた」と分析した。

ＩＣインサイツによると、１９９３年にはサムスン電子半導体部門の売上高は３１億ドルと、インテル（７６億ドル）の半分にも達しなかった。当時、ファウンドリー企業を除いて半導体市場シェアもインテルは９．２％であるのに対し、サムスン電子は３．８％だった。今年の市場シェアはサムスン電子が１５％、インテルが１３．９％と予想される。
- 中央日報(2017.11.21)  

米国有名メディアのビルボードがＲｅｄ　Ｖｅｌｖｅｔ（レッドベルベット）の２ｎｄアルバム『Ｐｅｒｆｅｃｔ　Ｖｅｌｖｅｔ』を集中的に取り上げた。

ビルボードは１７日（現地時間）、公式サイトを通じて「ニューアルバムに収録された９曲は２０１７年に発表された以前の曲よりもＲｅｄ　Ｖｅｌｖｅｔの成熟した魅力がさらに際立っている。今夏ヒットした『Ｒｅｄ　Ｆｌａｖｏｒ』の明るくアップビートなサウンドからの完全な方向転換を示す素晴らしいレトロポップを聴かせてくれる」と説明しながら、Ｒｅｄ　Ｖｅｌｖｅｔの新アルバムに注目した。

今回のアルバムのタイトル曲『Ｐｅｅｋ－Ａ－Ｂｏｏ』については「ユニークなポップの雰囲気の中にトロピカルハウス要素が取り入れられ、ディープなベースドラム、ひっかくようなシンセサイザー、メタリックなビートがメロディーを引っ張っていく」とし、その音楽とミュージックビデオについて詳しく説明した。また、「『Ｐｅｒｆｅｃｔ　Ｖｅｌｖｅｔ』はさまざまな音楽スタイルを通じてＲｅｄ　Ｖｅｌｖｅｔが表現しようとするカラーが何かをつぶさに見せてくれる」と、アルバム収録曲にも言及した。

一方、Ｒｅｄ　Ｖｅｌｖｅｔの２ｎｄアルバム『Ｐｅｒｆｅｃｔ　Ｖｅｌｖｅｔ』は今月１７日に各種音楽サイトを通じて公開された。タイトル曲『Ｐｅｅｋ－Ａ－Ｂｏｏ』は国内音源チャートの上位圏をはじめ、「ｉＴｕｎｅｓ」Ｋ－ＰＯＰアルバムチャート１３地域１位、中国の音楽サイト「Ｘｉａｍｉ（シャミ）ミュージック」総合チャート１位に入るなど、国内外の音楽ファンから好反応を得ている。
-中央日報(2017.11.20)  

経済界が平昌（ピョンチャン）冬季五輪成功開催のために入場券購入や会社員参加の督励などの支援を始める。

経営者総協会と大韓商工会議所・貿易協会・中小企業中央会・中堅企業連合会・全国経済人連合会の経済６団体は１６日、ソウル明洞（ミョンドン）バンカースクラブで平昌冬季五輪大会組織委員会の李煕範（イ・ヒボム）委員長と懇談会を開き、冬季五輪の支援方案を話し合った。

朴炳元（パク・ビョンウォン）経済人総連会長は「冬季五輪に行きたくても会社の雰囲気のため行けない会社員がいないように参加を促し、大会興行の成功を祈って入場券購入を（会員会社に）要請する計画」と合意内容を明らかにした。

李煕範委員長は「８５日後に迫る五輪を成功裏に行えば経済的跳躍と国家イメージに多いに役立つ」とし、財界に支援を求めた。

これに対し経済団体はこの日の懇談会の内容を会員会社に公示し、参加を促す計画だ。また、会社員の団体応援や宿泊施設などの支援も行う。

経済人総連関係者は「平昌五輪の国民的な熱気を作るため」としつつ「大会終了後も緊密に協力し、五輪開催にともなう経済的効果を最大化するだろう」と話した。

個別企業も平昌冬季五輪観覧サポートに取り組む。現代デパートグループはこの日、殉職した警察官・消防署員の子どもたち１６０人を対象に平昌冬季五輪のショートトラック競技観覧の機会を提供すると明らかにした。宿泊・食事や移動手段も提供する。現代デパートは今年１月組織委員会には１００億ウォン（約１０億円）を支援している。東西発電など平昌冬季五輪のスポンサーも障害者・低所得層の観覧支援を行う計画だ。

一方、ＫＴは同日、平昌冬季五輪で公開する５世代（５Ｇ）移動通信技術の最終点検の手続きを始めたと明らかにした。ＫＴは平昌冬季五輪の通信分野公式パートナー会社だ。ＫＴは今年６月には五輪で使われる放送・通信ネットワークを、先月末には５Ｇ示範ネットワーク構築を全て終えた。

今回の五輪はＫＴが世界市場で初めて５Ｇ技術を公開するため、この技術を体験できる多様な空間が用意される。競技場はもちろん、近隣の村にも体験空間を拡大した。特に大関嶺（テグァルリョン）羊牧場などが集まっているウィヤジの村には３６０度バーチャルリアリティ（ＶＲ）カメラや混合現実（ＭＲ）ウィンタースポーツ体験、３次元ホログラム映像通話など５Ｇ通信をベースに見せることのできる技術を訪問客に公開する計画だ。

この日の点検にはＫＴのファン・チャンギュ会長が自ら参加した。ファン会長は平昌スキージャンプ場に位置する「５Ｇセンター」で通信装備の性能に対する説明を聞き、データの送受信速度を測定した。ファン会長は「地震がおきても大会が支障なく進行されるには放送・通信ネットワークが安定的に運営されなければならない」と強調した。ファン会長はまた、最近リモデリングを終えたＫＴ大関嶺修練館も見て回った。ＫＴは五輪期間、平昌一帯に「宿泊施設大乱」が予想されるため世界の主要情報通信技術（ＩＣＴ）企業関係者のために企業修練館を宿舎として提供することにした。
- 中央日報(2017.11.17)  

韓国文化財庁は韓国人のアイデンティティが入った共同体の食文化「キムチ漬け」を国家無形文化財第１３３号に指定したと１５日、明らかにした。

キムチは韓国人の食事から欠かせない醗酵食品で、韓国を代表する食べ物の一つだ。２０１２年には「キムジャン（立冬の前後に行われる、キムチを漬け込む行事）文化」が国連教育科学文化機関（ユネスコ）の人類無形文化遺産に認められた。

キムチ漬けはキムジャン文化より幅広い概念で、全国の特色あるキムチとその文化を共に含めている。ただし、生活慣習で文化ということから特定保有者や保有団体を認めたことはない。

キムチ漬けが無形文化財に指定されたのは▼歴史的に相当期間韓国文化の重要な構成要素という点▼協同と分け合いという共同体精神が盛り込まれており、現代社会まで続いているという点▼自然と人間が共に暮らせる伝統知識が入っている点▼世代間伝承にすべての韓国人が直間接的に参加しているという点－－などが考慮された。

文化財庁は韓国の代表的な伝統食生活慣習であるキムチ漬けに関して、多様な学術研究と記録化事業などを展開してキムチ漬けの価値共有と拡大を積極的に支援していく予定だ。

-中央日報(2017.11.15)  

俳優イ・ビョンホンが小児がんを闘病中であるファンと特別な出会いをした。

１日、ソウル市江南区（カンナムグ）ＢＨエンターテインメントのある事務室で小児がんを患っている少年がイ・ビョンホンに会いたいという夢をかなえた。

小児がんで闘病しているイ・ドンホン君（１６）は昨年２月、突然膝の痛みで病院を訪れた後、骨肉腫の診断を受けた。坑がん治療以降、現在は健康を回復したイ君には一つの夢があったが、それは俳優イ・ビョンホンに会うこと。イ君の希望は難病児童の夢をかなえてあげる韓国メイク・ア・ ウィッシュ財団を通じてイ・ビョンホンの所属事務所であるＢＨエンターテインメントに伝えられ、この日その夢がかなった。

イ・ビョンホンの長いファンで、ドラマから映画まで欠かさず見ているというイ君は、現場で発声法および体形管理秘法、映画の中での射撃姿勢など普段気になっていたことを質問した。イ君の質問にイ・ビョンホンは答えると共に、直接射撃の姿勢を見せて視線、銃口の方向、移動姿勢などを説明した。

特に、イ・ビョンホンは自身の学生時代の話、俳優になったきっかけなど普段メディアを通じて公開されなかった個人的な話を伝えて「以前にアル・パチーノとの出会いで彼に個人的な話を聞いて感動した。私のこのような話がドンホン君にも小さいが特別なプレゼントになれば良いだろう」と話した。

夢をかなえたイ君は「実感できない。夢を見ているようだ」とし「きょうの出会い後に俳優イ・ビョンホンにさらに近づいた気持ちだ」と感想を明らかにした。
-中央日報(2017.11.14)  

女優イ・ミンジョンが１０日、自身のＳＮＳに「撮影開始前、久しぶりに姉さんと」というコメントと共に写真一枚を掲載した。写真の中でイ・ミンジョンは可愛いボブヘアに赤いほっぺで清純な可愛らしさを誇示した。写真を見たファンたちは本当に子持ちママなのかと信じられないという反応を見せている。イ・ミンジョンは２０１３年、俳優イ・ビョンホンと結婚して息子１人がいる。

-中央日報(2017.11.10)  

歌手のＧ－ＤＲＡＧＯＮと女優イ・ジュヨンとの間に熱愛説が浮上している。

先月３０日、Ｇ－ＤＲＡＧＯＮは動画メッセージアプリの自分のアカウントにイ・ジュヨンと仲の良い様子を撮影した映像を掲載した。映像の中の２人はドラマの中のセリフをまねしながら仲の良さを演出している。

昨年１０月２８日にはイ・ジュヨンが自身のインスタグラムに乗り物に乗っている写真を掲載したが、Ｇ－ＤＲＡＧＯＮも同じところで乗り物に乗っている写真をインスタグラムに載せた。

また、昨年１１月２日にはＧ－ＤＲＡＧＯＮがレストランで撮影した写真をインスタグラムに掲載したのに続いて翌日３日にイ・ジュヨンも同じレストランと思われる場所の写真をインスタグラムに載せた。

このような疑惑に対して先月３１日、イ・ジュヨンの所属事務所はＧ－ＤＲＡＧＯＮとの関係に対して「本人に確認した結果、２人は友人関係だ」と伝えた。

-中央日報(2017.11.09)