2016年11月17日
韓国人の国際結婚、5年連続で減少

韓国人と外国人による国際結婚が2010年から5年連続で減少したことが分かった。
韓国統計庁が15日発表した2015年の「多文化人口動態統計」によると、昨年の国際結婚は2万2462件で、前年(2万4837件)を7.9%下回った。婚姻全体に占める国際結婚の割合は7.4%で、調査を開始した2008年(11.2%)以降、毎年低下している。
統計庁は「2010年のベトナム花嫁殺人事件以降、政府が結婚仲介業者に対する管理を強化し、結婚ビザの審査条件に韓国語能力を追加するなど国際結婚の基準を厳格化した影響がある」と分析した。
国際結婚の平均初婚年齢は男性が35.4歳、女性が27.9歳だった。韓国人同士の結婚(男性32.4歳、女性30.1歳)に比べ年の差があることが分かった。特に夫が10歳以上年上の国際結婚夫婦は37.7%を占め、韓国人同士の結婚(3.5%)の10倍以上に達した。
地域別に見ると、国際結婚が婚姻全体に占める割合は全羅北道(8.4%)、済州道(8.2%)、全羅南道(8.1%)が高かった。国籍別では韓国人男性と結婚した外国人女性の国籍は中国(27.9%)、ベトナム(23.1%)、フィリピン(4.7%)の順だった。韓国人女性と結婚した外国人男性は中国(9.7%)、米国(7.3%)、日本(3.6%)の順だった。
婚姻減少に伴い、国際離婚は前年比12.5%減の1万1287件、国際結婚による出生児は6.8%減の1万9729人となった。離婚までの平均結婚生活期間は6.9年で、離婚夫婦5組のうち4組は結婚から10年以内に離婚していた。
-朝鮮日報(2016.11.17)
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