2016年09月28日
韓国の国民年金、急激な高齢化の影響で2058年に枯渇する見通し
韓国の国民年金が高齢化などの影響を受け2058年ごろに枯渇するかもしれないという。
韓国の国会予算政策処は27日、報告書「2016~2060年長期財政展望」での分析を通じて、2016年に国内総生産(GDP)の33.7%に達する国民年金基金積立金が2030年には39.6%でピークを迎えた後は徐々に減少し、2042年からは赤字に転換して2058年には底をつくと予想した。
これは韓国政府が予想している2060年より2年早い。国民年金財政推計委員会の第3次国民年金長期財政推計結果(2013年)によると、保険率9%の現行制度を維持する場合、急激な高齢化などの影響で現在500兆ウォン(約46兆円)を越える積立金の規模は2043年2561兆ウォン(2010年不変価格1084兆ウォン)でピークを迎えた後、2044年から収支赤字に転換して2060年になくなるという。
-中央日報(2016.09.28)
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