2016年09月06日
「ギャラクシーノート7のリコールでサムスン電子の営業利益急減予想される」
サムスン電子がバッテリー欠陥の見つかったギャラクシーノート7のリコールを決めた。これを受け、ことし下半期の営業利益は大きく減少ものとみられる。
サムスン証券は5日、「サムスン電子がギャラクシーノート7のリコールおよび販売中断等でことし下半期の営業利益から8200億ウォン(約767億円)程度が減少するものと予想される」と明らかにした。
サムスン証券関係者はまず返金や製品交替で1200億ウォン程度の費用がかかるとみている。関係者はまた「9月は生産量の大部分を製品交替用に使うため、7-9月期のギャラクシーノート7販売量は当初予想していた600万台の半分水準である300万台にとどまることになるだろう」としながら「この場合、販売単価と営業マージンを考慮すれば4000億ウォンほど営業利益が減る可能性がある」と予想した。
関係者は「最悪の場合、下半期の実績が当初予想した目標販売台数1200万台を達成できなければ2兆ウォン以上の赤字影響が現れる可能性もある。また、ギャラクシーS7の販売が期待水準を越え、DRAMなど部品価格の上昇の勢いが続くという点を考慮すれば、下半期の営業利益見通しで下方修正される規模は5000億~6000億ウォンを越えないだろう」と付け加えた。
-中央日報(2016.09.06)
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