2016年09月01日
8月猛暑、韓国社会を襲う恐怖の電気料金
韓国全国で36万4991世帯が7月分の電気料金を前月より2倍以上多く払ったことが31日、韓国電力公社の資料で明らかになった。これら世帯が支払った電気料金は総額279億ウォン(約26億円)に達した。また、前月の5倍以上の電気料金を払った世帯も1万8807世帯に上った。
電気料金は使用量が多いほど電力量料金の単価が高くなる累進制のため、猛暑が続いた8月の電気料金が通知される9月には、さらに多くの世帯に料金の支払いが重くのしかかりそうだ。
7月の世帯全体の電力使用量は前月比6.5%の増加だった一方、電気料金は13.7%増加した。最低区間の1段階(使用量100キロワット以下)と最高区間の6段階(同501キロワット以上)の単価に11.7倍もの開きがある「懲罰的累進制」により、使用量が増えれば電気料金は急激に上がる。韓国電力公社から資料の提出を受けた最大野党「共に民主党」の呉済世(オ・ジェセ)国会議員は「7月の電気料金の増加率が電力使用量増加率の2倍以上になったのは、家庭向け電気料金にのみ適用される高率の累進制が原因。制度を早急に見直す必要がある」と指摘した。
-朝鮮日報(2016.03.01)
Posted by wamindan at 11:25│Comments(0)
│ニュース