2016年04月13日
＜韓国総選挙＞４年間の国家予算を決める議員を選ぶ日…放棄すれば批判する権利も失う
ここにあなたのお金が３７００万ウォン（約３５０万円）あります。２０１７－２０２０年の政府予算１５４８兆ウォン（今年予算３８７兆ウォンｘ４年）の中のあなたの分（１５４８兆ウォン／有権者４２１０万人）です。あなたが睡眠を減らし、家族との時間をあきらめて稼いだお金、そのお金で納めた大切な税金です。
しかし今日投票しなければ、このお金はあなたとは関係がないお金になります。今後４年間、あなたに代わって政府予算を審議・議決して監視する第２０代国会議員を選ばなかった理由です。
「管理責任者」を指名しないため、３７００万ウォンに対する権利があなたの手から離れていくのです。もちろんあなたはこう言うかもしれません。
「どうせ私一人が投票しなくても、誰かが議員に選ばれて予算を監視する」。
韓国政治学会長の康元沢（カン・ウォンテク）教授（ソウル大）はこのように答えます。「政治的な意思を明らかにしなかった有権者に権利はありません（Ｎｏ Ｖｏｉｃｅ， Ｎｏ Ｒｉｇｈｔ）。選挙区に投票したい候補がいなければ、政党投票を通じてでも自分の血税の管理をどの党に任せるという政治的な意思表現はいくらでも可能です。必ず投票してください」。
あなたに与えられた一票を放棄する瞬間に失われるものは他にもあります。過ちを批判して正す機会です。
（１）金英蘭（キム・ヨンラン）法（不正請託及び金品授受禁止法）を処理しながら第１９代国会議員自らは適用対象から除いたずうずうしさ。
（２）年俸１億３０００万ウォンと４億ウォン分の補佐を受けながら、法案は１０件のうち４件だけを処理（第１９代国会法案処理率４３．３％）する怠惰。
（３）口では「庶民のため」と言いながら補佐官の月給の上納を受け、カード決済端末まで備えて被監査機関に自叙伝を売る非常識。
このほかにも（４）（５）（６）（７）…の積弊を正す機会が投票を放棄すると同時に失われます。一方、「１票の価値」３７００万ウォンに対する権利、国会を少しでもアップグレードさせる機会、これを取り戻すのに必要な時間はわずか数分のことです。
イ・インボク中央選挙管理委員長は１２日、このように話しました。「賢明な判断と責任のある参加が必要な時です。投票所も近くにあります」。
さあ、身分証を準備してください。上着を着てください。そして投票所に向かってください。
－中央日報(2016.04.13)
Posted by wamindan at 10:29│Comments(0)
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