2016年02月17日
野球:韓国勢の競技力向上で白熱するオープン戦=沖縄キャンプ
韓国プロ野球オープン戦開幕日は3月8日。しかし、韓国のファンたちは沖縄から吹いてくる野球の熱気に春を感じている。韓国プロ野球リーグ(KBO)所属の6球団と日本プロ野球機構(NPB)所属の球団による「沖縄リーグ」が開幕した。15日、サムスンとSKがサムスンのキャンプ地・恩納球場で対決し、16日にはハンファと横浜が対戦した。早々に沖縄でキャンプを開始した起亜は13日に中日、14日にヤクルトと練習試合を行った。沖縄では今後も韓国の球団同士、または韓日球団間の対戦が36回予定されている。
韓国と地理的に近く、平均気温20℃を上回る沖縄はキャンプ地として人気だ。ここにキャンプを構えた韓国球団と日本球団が頻繁に練習試合を組むうちに、「沖縄リーグ」という言葉が生まれた。韓国リーグの球団のうち、サムスン・SK・ハンファ・起亜はすでにキャンプを開始しており、米アリゾナ州で1次キャンプをしたLGとネクセンはそれぞれ16日と18日に合流する。日本は巨人・中日・横浜・阪神・日本ハム・広島・ヤクルト・楽天の8球団がキャンプ中だ。
韓国の球団が沖縄を好むのは、複数の球団が実践のような練習試合で選手個人の成果を確認できるからだ。沖縄リーグは3-4年前までは韓国の球団の直接対決ばかり関心を集めた。日本の球団と練習試合をしてはいたが、韓国のレベルを低く見る日本の球団はほとんどが2軍選手を出していた。しかし、韓国の野球のレベルが向上し、日本の球団も自分の球団の評価をするため、1軍や1.5軍などの主力選手を投入、名実共に韓日練習リーグになった。練習試合とは言え、両国のプライドにかかわるため、実戦に劣らない緊張感が走る。
各球団の監督は、沖縄リーグを通じて先発とレギュラーのラインナップ構想を頭の中に描く。
昨年、沖縄リーグで最も活躍したのはサムスンのク・ジャウクだった。ク・ジャウクはホームランと俊足で柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督の目に止まり、新人王を手にした。
ー 朝鮮日報(2016.02.17)
Posted by wamindan at 10:13│Comments(0)
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