2016年01月22日
韓国の小学生に聞く「将来の夢」、1位は…
韓国の小学生は将来、医師や弁護士よりもシェフやスポーツ選手になりたいと思っていることが調査で分かった。韓国保健社会研究院が21日に発表した「2015年韓国福祉パネル基礎分析報告書」によると、大人になったら就きたい職業を尋ねるアンケートに答えた小学4-6年生458人のうち、40.5%が「文化・芸術・スポーツ専門家やそれに関連する職業」を挙げたという。この職業には俳優、歌手、スポーツ選手、舞台・映画演出家や公演プロデューサー、画家、作家、ジャーナリストなどが含まれている。
続いて12.2%が「教育専門家とそれに関連する職業」(大学教授や教師など)、3位は「料理・飲食サービス職」で10.4%だった。4位は「保健・社会福祉・宗教関連職」(医師・看護師・薬剤師・漢方医・栄養士・ソーシャルワーカー・宗教家など)で7.81%、5位は「法律・行政専門職」(裁判官・検事・弁護士・公務員など)で6.26%、6位は「科学の専門家と関連職」、7位は「美容・宿泊・旅行・アミューズメント従事者」、8位は「工学専門家・技術職」、9位は「情報通信専門家・技術職」だった。
韓国職業能力開発院が同日発表した小学生が将来希望する職業の調査結果もほぼ同じ順位だった。1位教師、2位スポーツ選手に続き、3位に料理人が入り、4位医師、5位警察官、5位法曹関係者を上回った。料理人になりたいと思っている理由としては、「ウエルビーイング(健康的な生活)」を重視する社会風潮や料理・グルメ番組などメディアの影響があると見られている。教師は2012年の調査で1位だったスポーツ選手を抑え、トップに返り咲いた。
-朝鮮日報(2016.01.22)
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