2019年02月27日

“防弾少年団の父”パン・シヒョク氏「人が作った夢を拒否せよ」


「私は不満が多い人間です。その不満が怒りに変わり、今の私と防弾少年団を作る原動力になりました」

Big Hitエンターテインメントのパン・シヒョク代表(47)は26日、ソウル大学校冠岳(クァナク)キャンパス総合体育館で開かれた第73回ソウル大学位授与式でこのように話した。この日午後に行われた卒業式の最大の話題は「防弾少年団の父」と呼ばれるパン代表の祝辞だった。端正なグレーのジャケットを着て現れたパン氏が呉世正(オ・セジョン)新任ソウル大総長などと共に壇上に登場すると、彼を撮影しようと学生たちのスマートフォン数十台が頭上に持ち上げられた。ずっと静かだった式場はパン氏の「こんにちは、パン・シヒョクです」という紹介とともに若干の歓呼と拍手が起こり寂寞が崩れた。

ソウル大美学科を1997年に卒業したパン氏は祝辞で「私は夢はないが今日の私を作ったエネルギーの根源が何かじっくり考えてみると不満と怒りだった」と話した。パン氏は「最高でない次線を選ぶ無事安逸に怒り、適当な線で終わらせようとする妥協に腹が立った。最高のコンテンツを作らなければならないという使命をもって妥協なく毎日毎日最後のように駆け抜けてきた」と回顧した。続いて「そのように駆け抜ける間も憤怒する出来事は本当に多かった。エンターテインメント産業が処した状況は常識的でなかったし、それらに怒って不幸だった」と説明した。パン氏は「そのため私はいつも怒ることになり、このような問題と戦ってきて、これはまだ現在進行形」としながら「今ではその怒りが私の使命になったと感じる」と付け加えた。

パン氏は「私は野心を抱いて一つ一つ実現してきたように見えるが事実ではない」とし「私がどのように音楽を職業と考え、JYPエンターテインメントを出てBig Hitを設立したのか思い出せない」とした。パン氏は「夢を見て叶えたのではない。世の中に対する不満と怒りで変化を導き、幸福に戻ってきた」とし「不満と怒り」をまた再び強調した。続いて「自分で何が幸せなのか考えてみてほしい」とし「人が作った目標や夢に何も考えず従うなら、結局挫折して不幸になるだろう」と助言した。また「社会に出てどの道を選択しても無数の不条理と非常識が存在するだろうが、皆さんも私のように怒って相対して戦うようお願いしたい」とし「そうしてこそ問題が解決して変化する」と話した。

パン氏の祝辞に対する卒業生の反応は好意的だった。卒業生のチョン・ヒョンスさん(22、器楽科)は「祝辞が難しい内容ではなかったのでさらに記憶に残るようだ」とし「パン代表が来たこと自体が学生たちの興味を喚起することができた」と評価した。

パク・ギョンチャンさん(23、原子核工学科)も「パン代表の話も興味深く聞けたし、特に発言の中に、20台の若者世代と交流しようとする表現が多く、疎通のために努力したようで新鮮だった」とし「以前行ったことのある他校の卒業式の祝辞者とは違った分野なので学生たちが一層好評し共感したということだと思う」と評価した。パン代表が祝辞を述べる間、1階行事場所は卒業生のために設置された1150人分の座席が全て埋まり、一部卒業生は行事場所の後方に立って花を持ったままパン氏の祝辞を聞いた。体育館2階の保護者および家族席およそ3200席も満席だった。

今回の学位授与式では学士2439人、修士1750人、博士730人など合計4919人が学位を受けた。呉総長は学位授与式社で「ソウル大出身は利己的という言葉が一番悔しい」とし「周辺を見回し、共同体にどう寄与できるか、すなわち皆さんの成功が職場や団体、そして国にどう寄与していけるのかよく考えてみてほしい」と呼びかけた。続いて「時流に巻きこまれずに自身が望むこと、やりたいことを探して集中して取り組んでほしい」とし「献身と革新を通じて共同体のために、社会的弱者のために、国のために各自寄与してほしい」と強調した。

- 中央日報(2019.02.27)
  


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2019年02月27日

2018年12月27日

ドラマ『皇后の品格』、視聴率16.1%でまた自己最高記録を更新


『皇后の品格』の視聴率が上昇した。26日に放送されたSBSドラマ『皇后の品格』は12.6%、16.1%の視聴率を記録した(ニールセンコリア、全国世帯基準)。前回(14.6%)より1.5%ポイント上昇して自己最高記録を更新した。

この日、視聴率8~9%を記録していたtvNドラマ『ボーイフレンド』が休止して視聴率上昇の勢いに弾みがついたものと見られる。

同時間帯に放送されたMBC(文化放送)ドラマ『赤い月青い太陽』は4.0%、4.9%、KBS2テレビドラマ『死んでもいい』は2.0%、1.9%となった。『赤い月青い太陽』は0.2%ポイント上昇したが、『死んでもいい』は下落した。

『皇后の品格』はある日突然、シンデレラになって皇帝に嫁入りしたミュージカル女優が宮の絶対権力に対抗して戦っていたところ、大王大妃の殺人事件をきっかけに皇室を押し倒し、真の愛と幸せを求めていく話だ。

―中央日報(2018.12.27)
  


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2018年12月27日

2018年12月18日

韓国で日本式カフェが人気…日本風の雰囲気、日本式デザート


12日午後3時、ソウル東部にある「ソウルの森」付近の住宅街の一角にあるカフェ「eert(イーイーアールティ)」。平日の午後だというのに、座る席がなくて入店できないほど人々で込み合っていた。8月にオープンしたこのカフェは、インスタグラムで「日本の雰囲気」が漂うカフェとして知られるようになり、人気を集めている。実際、カフェの内部は砂利や石で作られた日本式庭園と畳、木のテーブルが置かれてあり、まるで日本のカフェに来たような錯覚に陥る。日本の古本に書かれたメニューや木製の3段式弁当箱も日本の雰囲気をさらに盛り上げている。eert代表のカン・ドンウ氏は「日本旅行で都心の中の公園に立ち寄ったことがあるが、木の下で座って心安らかに読書をしている人を見てインスピレーションを受けた」とし「ちょっと立ち寄ってSNS用の写真だけを撮って行く場所ではなく、リラックスして座って窓越しに見える木やカフェ内部の庭園を見て余裕を楽しんでほしいという気持ちでインテリアを考えた」と説明した。

昨年ソウル松坡区(ソンパグ)石村(ソクチョン)湖水付近の松理団ギルにオープンした「珈琲島」は日本の雰囲気が感じられるカフェとしてすぐに口コミで広まった。インテリアに木製の窓の桟や仕切り、竹などが取り入れられていて、大きな窓から陽射しがたっぷり入ってきてあたたかい雰囲気を醸し出している。最近はこのようなインテリアを真似したカフェが次々とできるほどだ。松理団ギルの代表カフェとして名前を轟かせている珈琲島は、今年9月に新論硯(シンノンヒョン)駅付近の商店街の2階に2号店を開いた。いつも人々で込み合う江南(カンナム)駅の煩雑な雰囲気とは違い、一歩店内に入れば窓の桟の向こう側から差し込んでくる陽射しと広い間隔のテーブルのおかげで余裕を楽しむのにこの上ない空間だ。3階にはコーヒーとカクテルを飲ませてくれるところもある。珈琲島のチョン・ホウォン代表は、東京と大阪で月に一度開かれる骨董品フリーマーケットを巡りながら茶器や小道具などを買い付けてくる。

日本風の雰囲気と日本式デザートを出すカフェは、その他にも日本の抹茶が楽しめるソウル聖水洞(ソンスドン)「マッチャチャ」、和食レストラン「シュミンファ味行」のシェフであるシン・ドンミン氏が手がけた日本デザート専門店「ダンオク」も人気だ。

日本式カフェや茶道の人気はホテルでも垣間見ることができる。JWマリオットホテルソウルは8月にリニューアルオープンして2階の和食レストラン「Tamayura」の入口にティーバーを設置して日本正統茶道文化を紹介している。京都の中でも特に過去の姿を今に伝えている建物が多い祇園通りのティーバーをそのまま持ってきたかのように、床は石が敷き詰められ、壁は木がふんだんに取り入れられて日本の伝統的な感じが生かされている。バー形態ではあるが、日本で茶関連の教育を履修したティースペシャリストが目の前で玉露やほうじ茶、煎茶、抹茶など日本茶を淹れながら、それぞれの茶とマッチする和菓子を勧めてくれる。茶と和菓子の単品メニューの場合、3万ウォン(約3000円)前後で一般の茶店よりも価格設定が高めだが、平日は8割、週末には満席を記録するほどの人気を集めている。来年1月からは自分で茶筅などの道具を使って抹茶を点てる体験ができる小規模ティークラスも開講される予定だ。マネージャーのキム・ヒョンジョン氏は「日本の茶道は客をもてなす心をベースに、作家の指先で完成された茶器や季節が感じられる和菓子、茶道パフォーマンスを楽しむ総合芸術」と紹介した。

レストランや居酒屋に続いてカフェまで日本ブームが人気を呼んでいるのは「経験」のためだ。観光地だけではなく日本を隈なく経験した人々が増えたことによって、このような日常の文化を経験した人々も増えたのだ。『大韓民国をリードする外食トレンド』の著者であるレストランガイド「ダイアリーR」代表のイ・ユンファ氏は「個人旅行で日本に行ったことのある若者層が増えて、パッケージ旅行に含まれた観光地ではない日本をさらに奥深く経験した人々が増えた」とし「茶一杯飲んでも、日本に来ているような気分になるような雰囲気を出してこそ、日本に行ってきた人はもちろん、新規顧客の足を引き付けることができる」と説明した。フードコンテンツ専門家のキム・へジュン氏も「新しいコンセプトが不在の中で、東京や京都に行ってきた人が増えて自然に日本風カフェが人気を呼んでいる」と説明した。日本式カフェを身近に感じているのは客だけでなくカフェを運営する代表も同じだ。珈琲島のチョン・ホウォン氏は最初から京都の雰囲気を目指して店を作ったわけではなかった。チョン氏は「京都というコンセプトを打ち出そうとしたわけではないが、日本が好きで年に5~6回訪れるうちに自然ににじみ出てきたようだ」と話した。イ・ユンファ氏は「服を買うときに自分の好みを反映した服を買うように、カフェを開く時も特に意識していなくても自然にオーナーが好きなものを選ぶことになる」と説明した。

日本を思い出させる完成度の高いインテリアは人々の足を店に向わせる重要な要素だ。これらのカフェに立ち寄った人々はSNSに「日本旅行」「日本インテリア」「日本感性」などのハッシュタグ(#)を好んで使う。会社員のキム・ジュアさん(35)は「日本を旅行するのが好きだが、普段ストレスを受けたり疲れたりした日に日本風カフェを訪れて茶を飲むと、まるで旅行に行ってきたかのように気分が良くなるだけでなく、心も安らかになるのでよく行く」と話した。

これらのカフェで味わう日本式の茶やデザートも人気の秘訣だ。カツサンドや卵サンドなど、一食の食事としても遜色がない日本式サンドイッチや、抹茶を取り入れたプリンやケーキなどは、柔らかさと淡泊な味で若い女性に人気だ。その上、日本式の抹茶が流行してこれを味わうことができる空間として日本風カフェを訪れる人々も増加している。

-中央日報(2018.12.18)
  


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2018年12月18日

2019年度新年会のご案内


  


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2018年10月18日

韓国、ICT普及で世界1位も労使関係は最下位圏


世界経済フォーラム(WEF)による国家競争力順位で韓国が140カ国中15位を記録した。比較的高い順位に入ったが、労働市場の硬直性のような韓国経済の慢性的問題点は依然として解消されていないと評価された。

WEFが17日に発表した「国家競争力評価結果」によると、2004年に29位だった韓国は2007年に11位まで上がったが、その後は下落傾向を見せ、2014~2017年には4年連続で26位にとどまった。今年の順位を昨年と単純比較すると11段階上がったことになる。だがWEFは今年から第4次産業革命のような経済環境変化を考慮して評価方式を改編した。新しい方式に基づく新指数を適用すれば韓国の順位は昨年の17位より2段階上がった。

WEFは基本要因、人的資源、市場、革新生態系の4大分野12部門で98の細部項目に対し統計資料と質問を通じ順位を付けた。

韓国の強みに対しWEFは「マクロ健全性管理努力、積極的な情報通信技術(ICT)とインフラ投資・普及、革新成長推進などに力づけられ基本要因の主要部門で世界最高水準の競争力を備えた」と説明した。

実際に基本要因分野を構成する3部門のうちICT普及とマクロ経済安定性は1位を占めた。残り1部門のインフラも6位と評価された。革新生態系分野のうち革新能力も8位で高い水準を記録した。細部項目中ではインフレ、公共部門負債持続可能性、光ケーブルインターネット加入者数、電力普及率などが1位に上がった。

これに対しWEFは韓国の国内競争が不足しているとし、独占寡占水準を93位と評価した。サービス業界の競争(51位)、競争体制下で税金と補助金の歪曲された影響(59位)などが生産市場の競争力を落とす要因に挙げられた。

労働市場の硬直性と人的資本の活用が最適化できていない点も弱点と指摘された。労使協力(124位)、整理解雇費用(114位)、人材の多様性(82位)、内部労働力の移動性(75位)などは下位圏だった。これに伴い労働市場分野の順位は48位にとどまった。

2016年にウガンダより順位が低く衝撃を与えた金融部門の順位は今年大きく上がった。2017年は74位だったが、2018年に19位と55段階の急上昇となった。ウガンダは119位だった。金融委員会関係者は「既存のアンケート調査中心の主観的評価の割合が減り客観的な指標が多く反映された結果とみられる」と説明した。

今回の競争力評価で1位は米国が占めた。シンガポールとドイツがそれぞれ2位と3位に入った。韓国の競争力はアジアで5位、経済協力開発機構(OECD)では12位を記録した。

今回の競争力評価で示された弱点について韓国政府は、「社会的大妥協を通じて段階的に労働市場構造改革を進めるだろう」と明らかにした。また「規制革新の速度感・体感度を高め、革新マインドの拡散と企業家精神高揚に向け企業の投資・雇用などを密着支援するだろう」

と付け加えた。

ー中央日報(2018.10.18)
  


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2018年10月17日

2018年10月17日

わかやま民団KPOPダンスサークル「BRAD」金剛学園ダンスフェス参加


今年の9月16日に結成されたわかやま民団のKPOPダンスサークル「BRAD」が10月13日(土)に開催された金剛学園のKPOPダンスフェスに参加しました。結成3週の短い練習期間でも素晴らしい発表ができました。
「BRAD」の発表はここをクリックしてください。

  


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2018年10月17日