2016年09月27日
ソウルの人口、2040年900万人に縮小…1~2人世帯が6割以上に
2040年ソウルの人口が900万人に縮小し、1~2人世帯が全体の6割を越えるという研究結果が出た。
ソウル研究院グローバル未来研究センター長のピョン・ミリ氏は27日にソウルで開かれるセミナー「ソウルの未来 ソウルの選択」のための提案発表文で、韓国統計庁やソウル市資料などを分析してこのように予想した。
分析によると、現在1000万人ほどの人口は2040年には916万人に縮小し、1980年代初期水準まで減少する見通しだ。これは出産率の低調による人口減少とあわせて住居費の負担などでソウルに住めなくなり他の地域に移り住む人口が増えた結果だ。
特に、経済を担う生産可能人口(15~64歳)は現在の750万人から545万人に縮小する。消費を主導する45~49歳人口も80万人から64万2000人に減少する。今よりもさらなる経済成長の鈍化が避けられない見通しだ。
また、全体410万世帯のうち「単身世帯」は30%、「夫婦世帯」は32%で1~2人世帯が全体の60%以上を占めるものと見られている。最も一般的な世帯形態と見られてきた親・子供による多世代世帯は24%に過ぎなくなるという。
-中央日報(2016.09.27)
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