2017年10月11日

ヤン・イクジュンXチョン・ヘジン『詩人の恋』、東京国際映画祭に招待…韓国映画では唯一



俳優ヤン・イクジュン、女優チョン・ヘジン、俳優チョン・カラム主演の『詩人の恋』が第30回東京国際映画祭のワールド・フォーカス(World Focus)部門に公式に招待された。

人生のある瞬間、予想できない「恋」をした詩人と彼の妻、そして一人の少年をめぐる物語を描いた感性ドラマ『詩人の恋』が今月25日から11月3日まで開催される第30回東京国際映画祭に公式招請された。

トロント国際映画祭に次いで代表的な国際映画祭に招待されたことを受け、『詩人の恋』に対する海外評壇の熱い関心と愛情を今一度立証した。東京国際映画祭は、独特のジャンルを構築し、新しいビジョンを提示している若手監督の映画を紹介している映画祭で、アジアで最も長い歴史を誇る。『詩人の恋』が招待された「ワールド・フォーカス」は、世界の注目すべき新作を日本に初めて紹介するセクションだ。

東京国際映画祭側は「同作には過度な暴力やスペクタクルなドラマはない。ただ人々の現実的な日常を描いているだけだ。詩を愛することと人間を愛すること。この2つは素晴らしい一方で同時に頭痛の種にもなる」とし『詩人の恋』が持つ感性に共感を示した。続いて「キム・ヤンヒ監督の演出は優れたシナリオと同じくらい素晴らしく、主人公の詩人を演じたヤン・イクジュンの物静かながら卓越した演技に賛辞を送りたい」と、監督の演出力とヤン・イクジュンの演技を絶賛した。

東京国際映画祭に招請された歴代の韓国映画には、キム・デスン監督『バンジージャンプする』、チャン・ヒョンス監督『誰にでも秘密がある』、イム・サンス監督『ハウスメイド』、ナ・ホンジン監督『哀しき獣』などがあり、コンペティション部門に招待されて受賞した作品ではヤン・ユノ監督の『風のファイター』、イム・チャンサン監督の『大統領の理髪師』、シン・スウォン監督の『レインボー』、カン・イグァン監督の『未熟な犯罪者』、イ・ジュヒョン監督の『レッド・ファミリー』などがある。ことし開催される第30回東京国際映画祭では、全部門において招待された韓国映画は『詩人の恋』が唯一だ。

-中央日報(2017.10.11)  


Posted by wamindan at 14:46Comments(0)ニュース